藤井風「何なんw」は、1stアルバム「HELP EVER HURT NEVER」(2020年)の1曲目に収録されたデビュー曲です。タイトルの「何なんw」は岡山弁の「何なんだ」にネットスラングの「w(笑)」を組み合わせたもの。一見ふざけたタイトルですが、ハイヤーセルフへのメッセージや「自分らしく生きる」という深いテーマが込められています。
この記事では「何なんw」の歌詞の意味と考察、MVの象徴、そして私のピアノ演奏動画もあわせてご紹介します。
「何なんw」とは?タイトルへの驚き――「w」の意味
藤井風さんのデビュー曲「何なんw」。初めてタイトルを見たとき、「え、何これ?」と思った方も多いのではないでしょうか。私もそのひとりです。「w」には「笑」の意味があり、冗談っぽさや軽いノリを表すネット用語。タイトルからして、ユーモアたっぷりなんです。

岡山弁と藤井風――「本当の自分の声を聴いてほしい」
藤井風さんは岡山出身。曲の中には岡山弁がいくつも登場します。私自身も9年間岡山で暮らしたことがあり、歌詞の岡山弁はすんなり耳に入ってきました。でも「なぜデビュー曲で岡山弁を?」と少し不思議に思ったんです。
調べてみると、そこには「本当の自分(ハイヤーセルフ)の声を聴いてほしい」という彼のメッセージが込められていました。岡山弁という身近な言葉を使うことで、聴き手も自然体で自分に向き合えるように仕掛けられているんですね。
MVの意味とハイヤーセルフ――白衣の天使が象徴するもの
「何なんw」のミュージックビデオには、白衣の人々が登場します。これは”ハイヤーセルフ=天使”を表し、藤井風さんを導き、見守る存在。黒い服や闇のシーンは葛藤や苦しみを描き、そこから射す白い光は「自分の内側にこそ答えがある」という気づきを象徴しています。
歌詞のユーモア――岡山弁が生む独特のセンス
「歯にはさがった青さ粉」
「肥溜めへとジャンプ」
「ワシは言うたが」
思わず吹き出してしまうような歌詞も、この曲の大きな魅力です。
岡山弁ならではのユーモラスさが、彼のセンスを際立たせています。
音楽的な魅力 ――R&B土台の独特なグルーヴ感
音楽的には、藤井風さんらしいグルーヴ感が満載。16ビートを基調にしつつ、少し「ハネ」たリズム。ドラムとベースがかみ合いながら、ほんの少し後ろにゆったり乗るような感覚は、まるで電車の揺れに身をまかせて自然に体がゆらぐような心地よさです。
そこに柔らかい歌声が重なり、言葉を詰め込みすぎず、浮遊感を生み出しています。岡山弁も不思議なくらいぴったりと溶け込んでいるんです。
🎹 ピアノ演奏に挑戦して――グルーヴ感を出すのが最大の難所
私も「何なんw」を必死に練習してピアノで演奏しました。オフィシャルピアノスコア版とEASY PIANO SOLO版、両方を弾いてみたのですが、グルーヴ感をどう出すかが最大の難所で、複雑でオシャレなコード進行にも苦戦しました。でもその難しさが楽しくて、弾きごたえ抜群のとても印象深い挑戦になりました。
興味のある方はぜひご覧ください(^^)
【オフィシャルピアノスコア・何なんw】
【EASY PIANO SOLOスコア・何なんw】
まとめ:笑えて、考えさせられて、前向きになれるデビュー曲
「何なんw」は、ユーモラスで自然体、そして奥深いメッセージを持ったデビュー曲。岡山弁、MVの演出、独特のグルーヴ感がすべて組み合わさって、聴き手を「自分自身と向き合う旅」に連れて行ってくれます。
藤井風さんの音楽に触れると、笑えて、考えさせられて、そして前向きになれる。まさに「HELP EVER HURT NEVER」の精神が詰まった1曲だと思います。ぜひピアノ演奏動画とあわせて、この曲の奥深さを堪能してみてください。


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